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石井 賢司; 葛下 かおり; 村上 洋一; 芳賀 芳範; 山本 悦嗣; 大貫 惇睦
Journal of the Physical Society of Japan, 75(Suppl.), p.102 - 104, 2006/08
UPdAlは=14.5K以下で生じる反強磁性秩序と=2K以下での超伝導が共存する興味深い物質である。共鳴X線磁気散乱により磁性と超伝導の結合を議論するためにも、を越える実験の前に、それぞれの吸収端での共鳴の性質を知っておく必要がある。そのために、われわれはにおいてUのから吸収端までの吸収端での共鳴X線磁気散乱の測定を行った。吸収端での非常に大きな共鳴に加えて、からへの遷移に対応する吸収端でも共鳴が観測された。一方、及び吸収端での共鳴は小さいものであった。
富安 啓輔*; 稲見 俊哉; 池田 直*
Physical Review B, 70(11), p.184411_1 - 184411_6, 2004/11
被引用回数:43 パーセンタイル:83.13(Materials Science, Multidisciplinary)289K以下でCoOは三回軸に平行な伝播ベクトルで表される長距離磁気秩序を示す。しかしながら格子は四回軸と三回軸の混ざった単斜晶にひずむ。この矛盾を明らかにするためにわれわれは中性子回折実験と放射光X線回折実験を単結晶CoOに対して行い、新しい四回軸に平行な伝播ベクトルで表される一連の磁気反射を転移点以下で見いだした。この結果は正方晶と三方晶の伝播ベクトルを持ったCoOの新しい磁気構造を提案するもので、これは単斜晶の対称性を持ち、格子のひずみとも一致する。
高橋 学*; 薄田 学; 五十嵐 潤一
Physical Review B, 67(6), p.064425_1 - 064425_7, 2003/02
被引用回数:21 パーセンタイル:68.18(Materials Science, Multidisciplinary)KCuFにおけるCuのK端での磁気共鳴X線散乱スペクトルを第一原理計算から求めた。フルポテンシャルLAPW法を用いて、格子歪みは実験から得られたものを入力した。スピン軌道相互佐用を考慮することで、磁気秩序に対応する超格子点でのブラッグ強度の実験結果を良く再現する結果を得た。また、軌道秩序に対応する超格子点でのブラッグ強度もよく再現でき、その強度が格子歪から来ていることを明らかにすることができた。
森 浩一*; 並河 一道*; 舟橋 聖義*; 東 保男*; 安藤 正海*
Review of Scientific Instruments, 64(7), p.1825 - 1830, 1993/07
被引用回数:5 パーセンタイル:52.9(Instruments & Instrumentation)X線の共鳴磁気散乱には、磁気旋光性が付随する。これは、X線磁気ファラデー効果やX線磁気カー効果なる現象として現われる。後者は、試料で回折されたX線における偏光主軸の回転現象である。この様な現象は、磁性研究に応用することができる。我々は、X線磁気カー回転角を測定する偏光解析システムを開発した。この装置の基本構成は、2軸回折計で、偏光子、電磁石、検光子から成る。入射X線に45゜直線偏光X線を用いた、希土類強磁性体ガドリニウムのL吸収端における測定を行った。最大の回転角は、約2゜で、測定精度は、0.2゜~0.3゜であった。
森 浩一; 並河 一道*; 小山 泰城*; 安藤 正海*
Japanese Journal of Applied Physics, 32(Suppl.32-2), p.323 - 325, 1993/00
磁気的なX線の共鳴散乱には、磁気旋光性が付随している。試料に入射する直接偏光X線を右回り円偏光と左回り円偏光X線の和として考えた場合、散乱後にそれぞれの円偏光の振幅と位相に差が生じると、はじめの直線偏光の向きから傾いた主軸を持つ楕円偏光X線になる。この様な現象は、回折X線においては、X線磁気カー効果として観測される。双極子近似の下では、回転の大きさは電子非占有準位のスピン偏極度のエネルギー微分値に比例する。測定は、ポーラライザー、電磁石、アナライザーを搭載した2軸回折計で行った。水平面内で直線偏光した放射光X線をポーラライザーにより45°直線偏X線とし、入射光とした。希土類強磁性体ガドリニウムのL, L吸収端近傍での回転の様子は、およそ理論から予想される結果と一致した。しかし、L吸収端の5eV低エネルギー側には、予想されない回転が現われ、新たな研究課題を得た。
小幡 行雄*; J.N.Silverman*
Journal of Chemical Physics, 38(5), p.1254 - 1255, 1963/00
抄録なし